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秋刀魚の秋刀魚(サンマ)

秋刀魚の秋刀魚(サンマ)
ダツ目サンマ科サンマ属

秋刀魚R040826年魚市1.JPG

秋刀魚R040826年魚市23.jpg

 サンマは江戸から明治にかけては「三馬」と書いていたそうで、夏目漱石の『吾輩は猫である』では「三馬」と記されています。大正10(1921)年に発表された佐藤春夫の「秋刀魚の歌」は現在と同じ表記になっています。

令和4年8月26日
名古屋市中区伏見「年魚市」さん

〔参考文献〕
中村庸夫 『魚の名前』 東京書籍 2006年 p.110


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金目鯛の金目鯛(キンメダイ)

金目鯛の金目鯛(キンメダイ)
条鰭綱キンメダイ目キンメダイ科キンメダイ属

金目鯛R040308年魚市1.JPG
金目鯛R040308年魚市2.JPG

「金目鯛」の名前は目が光の加減で金色に見えることに由来するそうです。

令和4年3月8日
名古屋市中区伏見「年魚市」さん


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細魚の細魚(サヨリ)

細魚の細魚(サヨリ)
ダツ目サヨリ科サヨリ属
サヨリR031226ひら松01.JPG
サヨリR031226ひら松02.JPG
令和3年12月26日
春日井市東野町「ひら松」さん

 サヨリは「針魚」とも表記します。古名は「ヨリト」だそうです。2尾頂いたので4つ発掘できるはずでしたが、結局1つしか入手できませんでした。

〔参考文献〕
中村庸夫 『魚の名前』 東京書籍 2006年 p.109

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柳葉魚の柳葉魚(シシャモ)

柳葉魚の柳葉魚(シシャモ)

サケ目キュウリウオ科シシャモ属
本シシヤモR020214ひら松.JPG
令和3年2月14日
春日井市東野町「ひら松」さん

 シシャモ(本シシャモ)は北海道の太平洋沿岸に生息する日本の固有種です。アイヌの人々が不漁で困っていたとき、天の神が「スス(柳)」の「ハム(葉)」を川に流すと、それが魚になって飢えを救ったという民話があるそうです。それにちなみ、「スス・ハム」が変化して「シシヤモ」になったそうです。そこで漢字でも「柳葉魚」と書くようになったそうです。
 一般に売られているものは「カペリン」と呼ばれる「樺太シシヤモ」で別の種類の魚です。

〔参考文献〕
中村庸夫 『魚の名前』 東京書籍 2006年 p.112

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拙ブログ『鯛中鯛(=タイのタイ)』について

拙ブログ『鯛中鯛(=タイのタイ)』について

 「鯛中鯛(=鯛の鯛)」とは魚の肩帯の骨の一部で、肩甲骨と烏口骨が繋がった状態のものです。鯛の鯛で目の役目をする肩甲骨の穴は、胸鰭につながる神経が通っていた穴です。どの魚でもありますが、魚種によって形が変わります。鯛ではない場合、例えば「鯖」であれば「鯖の鯛の鯛」と呼ぶそうですが、拙ブログでは「鯖の鯖」のようにその魚の呼称を繰り返して表示します。
 私は子供の頃から何かしら集める事が好きで、切手・切符・Nゲージなどなどを集めてきました。高校生の頃までは熱狂的に蒐集していましたが、就職するとその気になれば安易に入手できるため、その熱は冷めてしまいました。私は何かしら集めるのは好きですが、入手するまでに何らかの障壁が必要であることに気づきました。
 ある時、職場の先輩に連れて行って下さったお寿司屋さんで「鯛中鯛」を頂きました。
鯛.JPG
 その後、インターネットで調べてみると、それはどの魚にもあることが分かりました。そこで、私が食事中に発掘したものの蒐集を始めました。そして、ある日それをSNSに投稿したところ、それをご覧になった大学時代の先輩から「ブログで紹介すれば良いのではないか」
とご助言を頂き、ブログの作成に至りました。
 
肩甲骨と烏口骨はとても外れやすいです。また、初めての発掘する種類の魚は骨の種類の判別が難しく、食事をしながら(=お酒を頂きながら)の発掘作業はなかなか困難です。今までにも多くの「鯛の鯛」の発掘に失敗した苦い経験があります。しかし、それはそれで一つの楽しみにもなっています。
 「鯛の鯛」については他の方々の学術的なHP・ブログがあります。拙ブログはそのような皆様方のものには足下にも及びません。拙ブログはあくまでも食事中に偶然出会い、発掘できたものを掲載する自己満足のブログであることをご容赦下さい。

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